映像の世紀DVDの内容と感想
●「映像の世紀」の内容
激動の20世紀を映像で記録したロングセラー作品が、豪華解説書とDVD別巻を加えてリニューアル!
2000年12月の発売以来、15,000セットを販売した「映像の世紀」がリニューアル発売。「SPECIAL BOX」には、DVD別巻と、130ページにも及ぶ詳細な解説書を追加して再リリースされています!
(「映像の世紀」は、1995年、NHK放送70周年記念番組としてNHKスペシャルにて放送されました。)
激動の20世紀を記録映像で振り返るドキュメンタリーシリーズ全11集と別巻を収めた12枚組BOXです。第一次大戦の勃発から第二次世界大戦の終結、つづく冷戦の様子や現在も続く民族紛争の実態を、貴重な映像を使用して振りかえっている。130ページの解説書が封入されている。
●「映像の世紀」の感想
「映像の世紀」は、今から10年ほど前に、NHKスペシャルとしてシリーズ放送され、大好評を博した伝説の歴史ドキュメンタリー番組です。
20世紀の戦争、政治、経済の動きが生々しく綴られており、その衝撃の映像は、観るものを釘付けにする素晴らしい作品となっています。
貴重な映像は、アメリカの秘蔵フィルムからのものもあり、外国人の視点から撮られた珍しい映像が観られる。新鮮だったのは、昭和初期の日本の映像がアメリカ人のカメラマンによってカラー撮影されていたことが衝撃的だった。
こうした貴重で珍しい映像が「映像の世紀」では随所にあり、シリーズ全11集を一通り観れば、20世紀の世界の歴史が一気に見渡すことができる非常に価値あるものとなっている。
現在、残念なことに再放送がほとんどされていないので、DVDでしか観ることができないが、こんなすごいドキュメンタリー番組は他には数えるほどしかないのではないか?
あっぱれNHKである。
≪参考≫映像の世紀YouTube動画(画像クリックで視聴可能)
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●「映像の世紀」の口コミ情報
≪最高のドキュメンタリー≫
ドキュメンタリーが好きで結構見ているつもりですが、その中でベストは何かと聞かれたら、躊躇することなく「映像の世紀」と答えます。価格の高さはすでに多くの方がおっしゃってますし、私も言いたいことがいっぱいあるのですが、それはそれとして、この作品は最高です。
20世紀を網羅的にとりあげている以上、明るい話題よりも暗い内容のものが多いですし、見ていて楽しいものではありませんが、これが現実の世界とそれを構成する人間の姿であり、私の心を捕らえて放さない魅力があります。
個々の出来事をドキュメンタリーにすれば他にもいいものができるかも知れませんが、こうして20世紀という時代に起こった出来事を続けて見ていくと、「戦争とは何か」「民族とは何か」「差別とは何か」ということをより深く考えさせられます。
特に私が印象深かったのを上げさせていただくと・・・
2.大量殺戮の完成
兵器の進歩が戦争のシステムを変え、第一次世界大戦をそれまでの戦争とは全く違ったものにしてしまいました。技術の進歩は我々の生活を豊かにするためのもののはずなのに、同時に人々の不幸を生み出す現実を見せつけられます。
4.ヒトラーの野望
民主的な政治システムを持ったドイツが、ナチスの台頭を防ぐことができなかった様子を詳しく描きます。同様のことが私たちの周りでも起こらないとも限らない、いやもしかしたら起こっているのではないかと思わざるをえません。
9.ベトナムの衝撃
アメリカが正義と自由の名の下に行ったベトナム戦争の実態と結末は現代のイラクと重なって見えてしまいます。特にアメリカの北爆のきっかけとなったトンキン湾事件は大量破壊兵器疑惑を思い出してしまいました。
当時の映像による迫力と、政治家や有名人だけでなく、おそらく私たちと同じように生きた無名の人々の生の言葉がそれらを特に印象深いものにしています。
このような映像を子どもたちにも見せて、歴史というのはただ過去の出来事の知識を増やすことだけでなく、今日の世界やそして私たち自身についていろいろと考えるときの大切な判断材料になるのだということを教えられればと、思います。
≪一家に1セット≫
高い云々あるが、これだけの量の映像がいっぺんに見られるのはこの作品をおいて他にない。だいたい、1900年代初頭の映像なんて、どこを探せば見ることができるのか。放送局のような映像が管理されているところでないと見られない映像のてんこ盛り。これだけを別個に探す手間を思えば、この値段は至極妥当である。誰か、仲間を見つけて共同出資で買われてはいかが?購入する価値は十分ある。
NHK主導の編集なので、歯切れの悪いところも相当あるが、うまく編集してあるので見やすいことは間違いない。効果の入れ方もよい。何度も放送されているが、今後また放映される可能性は低いのではと思うので、特に公共の関係の方は図書館に入れてしまうとか、色んな手を使ってでもこれを身近にしておかれる価値がある。
私はやはりナチス台頭のあたりと、ベトナム戦争、日本の巻を繰り返し見てしまう。NHKの仕事の、褒められるべきもののひとつ。








